耐震補強工事の進め方
1. まずは条件面をチェック(逗子市からの補助金を受給する場合)
補助の条件
- 1981年(昭和56年)5月31日以前に建築確認を得て着工された2階建て以下の戸建木造住宅(居住部分が床面積の 1/2 以上の兼用住宅を含む)であること
- 申請者が市内に住所を有し、対象となる建築物を所有し、現に居住していること
- 申請者が市税を滞納していないこと
2. 耐震診断をご依頼ください
まずは、逗子市役所 まちづくり課 にお問い合わせください。
当社は逗子市の耐震診断の診断員となっておりますので、まちづくり課にてご指定いただければ
診断にお伺いいたします。
逗子市役所 環境都市部 まちづくり課 TEL.046-872-8124
http://www.city.zushi.kanagawa.jp/syokan/machi/
3. 耐震診断をもとに補強設計を行います
診断結果をもとに行う補強設計には専用のソフトを使い、お客様のご希望に沿って、強度(評点)や耐力壁の配置を考慮したプラン、お見積りで最適な耐震補強対策をご提案します。
4. 耐震補強工事を行います
事例1 押し入れを中心とした耐震補強工事例
比較的、床と壁を壊しやすくローコストに抑えることができる、押し入れを中心に耐震補強工事を行った事例をご紹介します。
1. 押し入れの床と天井、壁を壊し、筋交いを入れて特殊金物で補強します。
2. 構造用合板を土台から梁まで張り、専用の釘で締め付けます。
3. 仕上げベニヤ、床板、天井を張ります。見た目は元通りの押し入れに戻ります。
事例2 築80年の古民家の耐震補強工事玉石の基礎を布基礎に補強した例をご紹介します。
配筋筋交い後、コンクリート打設
丸桁の上に2階部分乗せていた為、強度が不足していました。そこで丸桁の上に角材を乗せ、ボルトで補強し、トラスを組み、さらに構造用合板で補強しました。
玄関の外壁部分の補強をしました。筋交いを入れて金物補強し、過ぎの木目が美しい“日本下見”仕上げです。